あなたが同僚や部下を褒めたいと思っても、褒めるべき点が見つからないこともあります。特に、「あいつはいつまで経っても変わらない、だから褒めるところがない。」と感じるとき、試してみてほしい方法があります。
それは、「変わらないところを褒める」というものです。
例えば、長年会議で発言をしない人は、「思慮深く、思いやりのある」と考えられるかもしれません。冗長な文章を書く人は、「伝えることに熱心で、サービス精神がある」とも言えます。
人が長期間変わらない理由は様々です。短所と思われることも、他の人からは長所と見られることがあります。「変わらない」ということは、そうすることで本人がメリットを感じていることもあり得ます。
そんなときに、あなたがその人の、変わらない部分を褒めることで、新たな視点を提供でき、相手も喜んでくれるでしょう。
もちろん、この方法は、いつも変わらず挨拶が気持ちいい、こまめにメモを取ってくれる、などの、変わらずポジティブな習慣を褒めることにも使えます。
今回の記事は、「EQ 相手のこころに届く言葉(高山直)」を参考にしました。この本は、周囲を明るくする言葉が多数紹介されています。
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